【トリダス】お薬を簡単に取り出すことのできる補助器具のレビュー

薬剤師の悩み

お薬をシートから取り出す時、硬くて痛いと思う事はありませんか?

小さいシートに、指の腹を当てて押してもうまく出ずにイライラすることがよくあります。

薬剤師業務の一環で、一包化と言うものがあります。

一包化をする時、薬の多い人だと一回で500錠くらいのお薬を1つずつ全て取り出さないといけないので、指の先がすごく痛くなります。

そこで、今回紹介したいのがお薬取り出し機「トリダス」です。

力を入れなくても簡単にお薬をシートから取り出すことができるので、たくさんお薬を飲んでいる方や、指に力が入らない方、薬剤師の方で指を痛めて悩んでいる方にオススメです。

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トリダスとは

トリダスはその名の通り、お薬を取り出す補助器具です。

手に持って使っても使いやすいです。

背面に滑り止めのゴムがあるので、器具を置いたままお薬を取り出すことも簡単にできます。

人差し指だけでは取り出せますが少し硬かったので、手のひらで押してあげると簡単に出てきました。

器具を置いて出す方法は、手に力が入らない方に是非試して頂きたいです。

実際に使ってみて

例として3種類で確かめてみました。

まずは通常サイズの錠剤です。

軽い力で出すことができました。

こんな感じで、下に溜まっていきます。

次に、先ほどより小さめの薬でも試してみます。

こちらも特に問題ないです。

最後にカプセルです。

いつものように爪を立てて取り出そうとすると、真ん中がへこむだけでなかなかシートから出ないことが多いですが、この器具を使うと

トリダスなら一発で取り出してくれました。

その他色々な錠剤で試したことがありますが、今のところ全ての薬を簡単に取り出せています。

ケースには何錠くらいまで入るのか

一応ケースの中にどれぐらい入るのか確かめてみました。

10錠、20錠の場合

30錠、40錠の場合

ここで引っ掛かりを感じました。もうパンパンです。

50錠

途中でバキっと音がしました。

錠剤はたまたま割れませんでしたが、下のケースが引っかかって取れなくなりました。

普通サイズの錠剤なら20から30錠位なら問題ないかなと言う範囲です。

業務で使う場合

薬剤師が業務で使う場合は100錠、200錠薬を出していくのは当たり前です。

いちいちケースに出しては移し替えるのはめんどくさいと思います。

説明書にも書いてあるやり方ですが、受け皿を最初から外して使い、乳鉢や受け皿に出すやり方をオススメします。

仕様

サイズ 幅105×奥行き50×高さ55(mm)

重さ 43g

対応錠剤 直径5mm〜10.5mm程度

対応カプセル 0号〜5号

耐熱 60℃以下

公式サイトより引用

まとめ

この商品のおかげで、指を痛めることなくお薬を取り出すことができるので助かっています。

1日に10種類以上飲まれている患者さんを沢山見てきましたが、いつも薬の管理が大変だろうなと感じました。

いくつも薬を出すのはしんどいと思いますので、ぜひこのような器具をお使いいただければと思います。

自己紹介
あと

30代フリーランス薬剤師。社会人として働いてきた中で知ったことや体験したことを投稿しています。月に1回の国内旅行や趣味のゲームについても発信していきます

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