【ほったらかしでOK】初心者が新NISAで選ぶべき商品2選

お金の話

私は2019年から投資を始めました。今は資産の半分以上を投資で運用しています。

投資と聞いて、こう考えているかたもおられるのではないでしょうか

  • 株はずっと画面に張り付いて見ていないといけないから忙しそう
  • 種類が多すぎて何を買っていいかわからない
  • 用語か難解で何を言っているのか分からない
  • 投資できるお金が少ないからやっても意味がない
  • そもそも投資ができる余裕がない

しかし今回紹介する投資方法は一度設定してしまえばその後放置するだけで何もしなくていいです。金額も100円から始めることができ、大手証券会社だとポイントでも投資することができます。

やることは

1.NISA口座を開設する

2.eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)かeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のどちらかを選択。積み立て設定を完了させる

3.20年以上ずっと放置する

これだけです。この後スマートフォンの画面で実際に説明していきますので、すぐに設定を済ませたい方は「購入方法」まで飛んでください。

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NISA口座はどこの会社を選べばいい?

NISA口座はネット証券がオススメです。ネット証券は色々ありますが、大手の楽天証券かSBI証券が良いですよ。

どちらを選んでも問題ありません。強いて言えば楽天証券は楽天カードや楽天市場でよく買い物をされている方はポイントを活用できるので楽天証券を。SBI証券もVポイント(旧Tポイント)を貯めたり使ったりすることができます。三井住友カードをお使いの方はSBI証券を選んでください。

1つ注意点があります。

NISA口座は一人1口座しか持てません。二つ選ぶことができません。

一度選択したら二度と変更できないわけではありませんが手続きが年に一度だけだったり保有商品が二つの会社に分かりたりとややこしくなります。

どんな株を買えばいいのか?

オススメはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)かeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のどちらかを買えばいいです。

厳密に言うと株式ではなく投資信託と言われている商品を買います。投資信託とは、投資のプロの方にお金を預け、その投資のプロが代わりに株を運用してくれる仕組みです。

先ほどお伝えした2つの商品の事の前に、まず前提として株式が1番盛んな国はどこかわかりますでしょうか?

答えはアメリカです

2024年3月時の時価総額で1位のアメリカが半分の約50%。2位の中国の約8%と比べて圧倒的な差です。ちなみに日本は3位につけており約6%です。

改めて商品の説明をします

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

こちらはアメリカを代表する企業500社にまとめて投資をすることができる商品です。最低金額100円から500の会社にまとめて投資することができるんです。また定期的に見直しと入れ替えをしているため、業績が悪い会社は自動的に排除され、いい会社だけが残る仕組みになっています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

Screenshot

もう一つの商品がeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。これを一つ買うだけで先進国に23ヵ国、新興国に24ヵ国投資することができます。世界中の企業の利益の恩恵を100円から投資できるのでかなり魅力的です。

ただ全世界と言いつつも、やはりアメリカが強く約60%はアメリカ株になっています。なのでどちらの株を買おうが大半はアメリカが占めることになります。

こちらも定期的に見直しと入れ替えをしているため業績が悪い会社は自動的に排除され、いい会社だけが残るようになっています。

結局どちらを買えばいいのか

素晴らしい商品なので、どちらを買っても問題ありませんがあえて言うなら

・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の方が利益優先

・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の方がより世界に分散されているのでリ  スクを抑えたい方

となります。

実際に私がeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、妻がeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を購入しています。どちらか選べないときは、両方購入していただいてもいいと思います。

平均リターンは?

どちらの商品も年平均リターンは約10%くらいです。

例えば月に1万円投資をしたとしたらどうなるでしょうか。月1万円を20年間運用していると240万円の元手に利益が519万円も上乗せされて、合計が759万円になります。

皆さんも実際にシミュレーションしてみてください。見ているだけですごく楽しいですよ

金融庁の投資シミュレーター

想定利回り(リターン)は5~10%くらいで考えていただければと思います。

安い手数料

プロにお金を預けるからには、高額な手数料を取られるのではないかと思われるのではないでしょうか。実際種類によっては高額な手数料を取られる商品もありますが、今回紹介している2種類は圧倒的な安さを誇ります。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)はなんと0.09372%(2024年3月時点)しか手数料がかかりません。もし100万円投資資金を入れたとしても年間1000円もかかりません。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に至っては0.05775%(2024年3月時点)しかかかりません。100万円投資資金を入れたとしても年間600円もかかりません。

購入方法

私はSBI証券でNISA口座を開設しているので、SBI証券の画面で説明させていただきます。

  1. 証券口座にログイン
  2. サイトの真ん中あたりに投資信託という名前があるためタップ。もしくは右上のメニューバーをタップした後下の方に投資信託のボタンをタップ。
  3. 投資信託を探す欄に「500」か「全世界」と入力すると出てくると思います。
  4. 「買付」ボタンをタップし「積立買付」をタップ。
  5. 購入画面で預かり区分がという欄があります。ここはNISA(積み立て投資枠)を選んでください。それ以外の設定は自身の好きなものを選んでください。決済方法は入金のいらないクレジットカード決済がオススメです。
  6. ファンド情報の確認画面に行きます。ここではどのような商品なのか、リスクの幅や運用実績、手数料などが詳しく書いています。確認したら一番下の確認画面に進みます
  7. 入力に誤りが無ければ一番下の取引パスワードを入力して設定してください。
  8. これでおしまいです。後で設定を変える事もできます。

では実際の画面で説明していきます。

ログイン後の画面で投資信託のボタンをタップしてください

検索で「500」「全世界」と入力して商品を探します。今回はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を例に紹介します。

積立買付を行います。ここで大切なので預かり区分の選択でNISA(積み立て投資枠)を選択してください。余裕のある方はNISA(成長投資枠)に投資をしても大丈夫ですが今回は省きます。

Screenshot

ページを進めていき、取引パスワードを入力して設定をしてください。

「積み立て設定を受付いたしました。」という文字が出た時点でおしまいです。後は長期スパンで放置して、将来の資金を増えるのを待つだけです。

ちなみに同じ投資信託の画面から保有資産・注文状況から積み立て設定を後で変える事ができます。もっと増やしたい、もっと減らしたいと思ったらすぐに変更も可能です。

注意点

今まで良い事ばかり上げていきましたが、投資にはリスクがあります。リスクとはリターンの幅の事で、10%上がる年もあれば10%下がる年もあります。

短期的に見れば投資したその日から何か月も下がり続ける事もありえます。なので自己資金を全て突っ込んだりはせずに余剰資金で投資をするようにしてください

ただし長期的にみると、勝率は高く今までの20年間のどこを切り取ってもマイナスになったことはありません。未来は保証しませんが高い確率でリターンをもたらしてくれます。

なので1日、1ヵ月、1年という短い期間の値下がりで怖くなって売ってしまうのではなく、20年以上の長いスパンでずっと保有しておくのが基本です。

まとめ

私は最初何を買っていいのか全くわからず、日本の名前を知っている大企業の株を買って損をしていました。色々を調べても難しい言葉が多く、結局何を買っていいのかわからないのでまた適当に買ってはまた損をしていました。

しかしコロナ禍にeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を買ってからはグングンと資産を増やすことに成功しています。

NISAは一度設定してしまえば、後は完全放置で大丈夫です。教育資金や老後の生活の資金のために貯めて、必要になったタイミングで売却をしてください。一度に全部売っても何回かに分けて売っても問題ありません。

途中で設定金額を減額をすることもできますし、いつでも売却をすることもできますのでもしもの時も安心です。

自己紹介
あと

30代フリーランス薬剤師。社会人として働いてきた中で知ったことや体験したことを投稿しています。月に1回の国内旅行や趣味のゲームについても発信していきます

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