【中冨記念くすり博物館】生薬の嗅ぎ比べをしてみよう

旅行

佐賀県鳥栖市にある薬の博物館に行ってきました。

サロンパスでお馴染みの久光製薬の記念事業としてこの博物館ができたそうです。

昔から今に至るまでの薬の歴史の展示から、薬を研ぐ道具の薬研を実際に触れる体験コーナーなどがあります。

滞在時間1時間〜1時間半ぐらいでした。

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薬の歴史と現在の薬

現在の薬について分かりやすく解説があります。

薬とは何なのかから始まるのでかなり分かりやすく解説してくれています。

薬の投与経路やどの様な剤型があるのかなどを知る事ができます。

普段見た事のある錠剤やカプセルから、吸入薬や点鼻薬などの本物の見本が飾られています。

昔の薬局を模した展示がありプロジェクションマッピングを楽しめます。

こちらは19世紀末のイギリスの薬局の再現しているそうで、今の薬局の雰囲気とはかなり違いますね。

昔の日本の歴史と生薬

2階ではいろいろな生薬が展示されています。

生薬と言えば葛根や芍薬などの植物を連想する方が多いと思います。

それ以外にも石膏などの鉱物やクマの胆汁などの動物由来の生薬を見る事ができます。

昔の日本ではどのように薬を使われていたのかや、売薬さんとの繋がり、薬の入れ物のイラストの展示がありました。

サロンパスはかなり人気のある薬だったそうで、これに似た商品が発売されていたそうです。

今では考えられないくらい似せた名前に思わず笑ってしまいました。

体験コーナー

また実際に生薬の匂いを嗅ぐ事ができます。

生姜や胡椒、ニンニクなど料理で使う様なものから百合などの花の生薬が置いています。

自分の好きな匂いを見つけてみてください。

昔の薬屋さんの体験ができる場所もあります。

特に薬研は初めて見たので、実際にゴリゴリとやってみました。

イベント

たまたまやっていたイベントで、昔発売されていた薬袋がズラリと並べられていました。

年代によってイラストが変わったり、早く効きそうなロケットや時計のイラストがあったりとかなり面白い展示でした。

写真NGなのが残念でしたが、クイズを解くと景品を貰えるので頑張りました。

まとめ

分かりやすく解説しているので、知識がなくても楽しめると思います

私は薬学部を出ているので、生薬のコーナーは懐かしさでいっぱいでした。

また薬草園も併設されていますので、時間がある方はぜひ寄ってみてください。

自己紹介
あと

30代フリーランス薬剤師。社会人として働いてきた中で知ったことや体験したことを投稿しています。月に1回の国内旅行や趣味のゲームについても発信していきます

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