島根県境港市にある「水木しげるロード」。その通り沿いにある水木しげる記念館に遊びに行ってきました。

最初は「ゲゲゲの鬼太郎」の資料が中心かな?と思って軽い気持ちで入館しましたが、予想以上に引き込まれる展示内容に驚きました。
先生が若いころにガッツリ戦争に参加していて、その時の生々しいエピソードを知ることになり、とても衝撃的でした。
かなり怖い描写も多かったですが、戦争が終わってから漫画家になっていく過程や、先生の名言が並んでいる展示は考えさせられるものがあり、思っていたより満足感のある内容でした。
滞在時間は約1時間でした。
戦争を経験し漫画家になる

展示は、水木先生が幼少期に近所に住んでいたおばあちゃんから「妖怪の英才教育」を受けた話から始まります。
その後すぐに戦地へ行く話へと変わりかなり驚きます。
激しい銃撃戦の中で受けた傷が原因で左腕を失ったことを、今回初めて知りました。
そんな過去がありながらも、持ち前のバイタリティで絵を描くことを決意し、漫画家になっていくまでの歩みが紹介されています。
私は「ゲゲゲの鬼太郎」しか知りませんでしたが、戦争を題材にした漫画も描いていて、そのリアルな体験談には引き込まれました。
妖怪たち

怖い雰囲気の部屋に、たくさんの妖怪の人形が展示されていました。照明の演出も相まって、とても迫力があります。

個人的に好きだった妖怪は「枕返し」。怖い顔をしていますが、実はほっこりする性格の妖怪で、この部屋の先にある絵と説明書きでその魅力を知ることができます。ぜひ読んでみてください。
また、日本の妖怪だけでなく、海外の妖怪も紹介されています。
海外にも妖怪がいる事なんて知りませんでした。
がアメリカの「バックベアード」は、昔インターネットで一部流行していた妖怪?だったので凄く親しみがありました。
まとめ

漫画家になる前のエピソードや、漫画家になってからの作品・名言集など、見どころ満載でとても楽しめました。
その一方で、壮絶な戦争体験をリアルに伝える展示にも衝撃を受けました。
どの部屋も魅力的で、心に残る体験ができました。水木しげるロードに訪れた際は、ぜひ水木しげる記念館に入館してみてください。おすすめです!
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