2024年12月2日から今までの健康保険証が新しく発行されなくなります。また今お持ちの健康保険証も、経過措置が1年しかないため2025年までにはマイナンバーがないと、病院や薬局での負担が10割になってしまいます。
まだマイナンバーを作っていない方や、作ってみたけど特に使う用事もないのでずっとしまっている方が多いのではないでしょうか?
せっかくマイナンバーカードを作ったのであれば何ができるのか、何かに活用できないかと思い調べてみました。
マイナンバーカードでできる事
調べたところ
- 医療保険証
- コンビニでの証明書等取得
- 出産子育て
- 確定申告
- 年金
- 引っ越し
- パスポート申請、更新
などがあるそうです。
医療保険証
確定申告の際、マイナポータルから医療費を確認することができます。さらに医療費控除の申請の手続きもすることができます。
また、高額な医療費が発生したときの自己負担が限度額以上の場合、支払いが不要になります。もともと役所で限度額適用認定証の書類申請手続きをしなくてはならなかったが、不要になりました。
特に便利だと思ったのは、就職や転職した時も健康保険証が変わることがないので、新しい健康保険証に切り替わるのを待つ必要がなくなります。
転職された方は経験あると思いますが、社会保険から退職後、国民健康保険に切り替えないといけません。そのためにわざわざ市役所に届け出を出さないといけなかったのですが、この手間もなくなります。
ちなみに病院や薬局でのマイナンバーの操作はこのようになっています
こちらは私の薬局で貼っているポスターなのですが操作手順はこれだけです。
コンビニでの証明書取得
お住まいの市区町村によってできる事は異なりますが、住民票の写しや印鑑登録証明等を市役所に行かなくてもコンビニで印刷することができます
お住まいの市区町村または本籍地がコンビニ交付サービスを提供しているかを確認できます
出産子育て
マイナポータルを使い、オンラインで手続きができるそうです。
一部ピックアップすると妊娠の届出、保育園認定こども園等入園申し込み、教育保育給付認定申請、児童手当等認定申請などなど…
その他、いろいろな手続きをマイナポータルからオンライン申請できるそうです。
確定申告
マイナポータルと各種ウェブサイトをアカウント連携することで、確定申告書の該当項目に自動入力することができるそうです。
一部ピックアップすると、医療費、ふるさと納税、社会保険料、生命保険などを自動入力してくれるそうなので、確定申告がもっと簡単にできるようになりますね。
確定申告は市役所に行かずとも自宅で完結することもできますので、マイナンバーを使い郵送か電子申告すると待つこともなくスマートですね。
年金
マイナポータルから、国民年金の保険料の免除や猶予、国民年金への切り替えを行います。
また、マイナポータルと年金ネットを連携することで、将来の年金のもらえる金額を試算することもできます。
引っ越し
オンラインで転出届の提出ができるそうです。なので、引っ越し前に今住んでいる市町村の役所に行かなくても大丈夫です。
ただし、転入届の提出はオンラインではできないそうで、引っ越し先の役所には行かなくてはなりません。転入届提出のための来庁予定の連絡はできるそうです。
パスポート申請、更新
オンラインでパスポートの申請をし、パスポートは窓口での受け取りになるそうです。
また、条件はありますがパスポートの更新をすることもできるそうです。パスポートの更新には
- パスポートの有効期間の残りが1年未満となった方
- 本籍地、戸籍上の氏名・性別に変更がない方
- 査証欄の余白が見開き3ページ以下になった方
こちらの方が対象になるようです
まとめ
1部抜粋して紹介しましたが、意外といろんなことがオンラインでできることに驚きました。
今後はさらにサービスが増えるみたいで、運転、免許証との一体化を目指しているそうです。
改めてお伝えしますが、今年いっぱいで現行の健康保険証は発行されなくなります。まだマイナンバーカードを作られていない方は早めに作るようにしてください。
マイナンバーの写真はスマホで撮ったものでも申請可能です。こちらもオンラインでの申請が可能なので活用してみてはいかがでしょうか。
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