2019年に国から通知があった「調剤業務のあり方について」で調剤補助の考え方が新しく追加されました。
医療事務さんのピッキングが認められたのがかなり印象に残っています。
その中で1つ気になった文言がありました。それが
「薬剤師以外が軟膏剤、水剤、散剤等の直接計量や混合は薬剤師法に違反する」
ということです。
直接計量や混合という言葉がイマイチ分からないので、自分の解釈としては人の手で測るのは薬剤師でないとダメで、完全フルオートの機械であれば医療事務でも調剤ができると思いメーカーさんに質問してみました。
結論から言うと
フルオートの水剤・散剤の機械を入れても令和7年2月現在では、これは調剤に当たるようで、薬剤師でないと操作できないようです。
つまり医療事務さんは機械に触ることができないため水剤や散剤の調剤はできません。
調剤ロボットの導入
私が働いてる薬局では、水剤の自動調剤ロボットが既に稼働しています。
この機械は本当にすごくて、投薬ビンをセットした後ボタン1つで完了します。
水剤の薬は機械の中に10本まで入れることができて、自動で測り取って、希釈も自動で行ってくれます。

調剤後は、患者用のシールと調剤結果のレシートが一緒に出てくるので、最後にそれを監査するだけとなります。
誰が触っても同じ結果が出るので、これは直接計量や混合には当てはまらないだろうと思っていましたが、メーカーさん曰く
「薬剤師じゃないと薬の配合変化や併用ができない薬を判別できないから、医療事務さんにボタン押して調剤してもらうことはできないそうです」
と言うことでした。
なのでフルオートの機械を導入しても、操作できるのは薬剤師だけみたいです。
とは言え魅力的ではある

これでは高いお金を払ってロボットを導入する意味はあるのか?と思いました。
ただ薬局の効率化を高めると言う点においては、完全自動で動いてくれるため大変便利です。
今使ってる完全自動の水剤機のおかげで、薬剤師の負担は圧倒的に違います。
今回話を聞いたセミオートとフルオートの散剤調剤マシーンのどちらかがあれば、薬剤師1人でも回すことができるのではないかなと思えるほどでした。
あともう一つ利点を挙げるとすると、人が測るとどうしても量や薬の入れ間違いが起きますが機械だとほぼありません。
しっかり監査をしていますが、ミスがかなり減るため心理的負担も軽減されるのが良いですよ。
まとめ
人手不足だったので、医療事務さんにも手伝ってもらえたらと思い考えたのですがまだピッキング以外は難しそうですね。
人手不足が解決できるようになればありがたいので、将来は誰でも調剤することができて薬剤師は監査するだけというふうになれば良いなと思います。
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