投資歴6年になりました「あと」と申します。
初めての投資の勉強は、YouTube中心に勉強してきました。
投資信託やETFと呼ばれるプロにお任せする投資をしている間は、この勉強法で問題ありませんでした。
だんだん投資について興味が湧いてきて、個別銘柄を選んで投資を始めましたが中々いい結果が出ませんでした。
その後いくつか本を読んで勉強し、実際にトレードする事で少しずつ利益をとれるようになりました。
自分に合った本を見つけて実際に利益が出るようになるまで3年ほどかかりました。
今回は今まで読んだ7冊の投資本を私の体感で、初心者向けから中級者向けに分けて紹介します。
超・臆病者のための株の教科書
初心者向けの本です
キャラクターが会話していくスタイルで、難しい言葉は少ないです。また行間が広いので、目が疲れる事もなくさらっと読むことができました。
特に株をこれから始める人や、株を始めて間もない方にはピッタリの本だと思います。
中級者から上級者の方にはちょっと物足りないと感じるかもしれないです。
株に興味が出てきたけど、難しい内容は読みたくない!という方にオススメの本です。
ズボラ株投資 月10万円を稼ぐ「週1ラクすぎトレード」
中級者向けの本です
先ほど紹介した本の続編です。
作者の方も言っていたのですが、本の表紙とは裏腹にかなり硬派な内容になっています。
チャート分析がメインの内容となっていて、どのタイミングで株を買えばいいのかわかりやすく説明してくれています。
特に良いなと思ったのが、本の最後の章に、今まで本で書いてあった内容の総復習として問題を16問作ってくれています。
問題を解くことで、グッと頭に残るので何度も見返して考え方を身に着けました。
また投資する上で絶対にしないといけない損切り。
その考え方も書いてあるので、大損を避けるためにも役に立ちます。
手堅く稼ぐ!成長株集中投資術
どちらかというと初心者向けの本です
ファンダメンタルズ、つまり企業業績等を確認して投資するのがメインの本です。
この本の初めに作者の投資の失敗談から始まるので、すごく共感する部分があり、楽しく読み始めることができます。
メインには、投資する銘柄の探し方と買い方について書いています。
まず何を買ったらいいのか分からない方は、この本を読むと自分で銘柄を見つけることができるようになります。
こちらの本でも損切りのやり方が書いています。
相場から退場しないようにしっかり身に付けたい技術です。
転換の時代を生き抜く、投資の教科書
初心者向けの本です
普通の投資の本と違い、経済を大きな目線で書かれている本だと感じました。
そもそも株とはどういったものか、株価はなぜ動くのかなど株を始めたばかりの人が疑問に持つことを丁寧に解説してくれています。
わかりやすい具体例を挙げながら細かく解説していますので割とスラスラと読むことができます。
株や経済に興味を持った人にはすごく面白い本になっています。
ただし、どうしても経済を学ぶ上で避けて通れない専門用語がそこそこ出てきます。
しかしバランスシートの見方やPBR、PERの意味、アメリカの経済指標であるCPIなどが出てきますが、ここまで読みやすく書かれている本はなかなかないと思います。
ずっと使えるFXチャート分析の基本
中級者向けの本です
今まで株の本をメインに買っていましたが、チャートの勉強するためにあえてFXの本を買ってみたのですが、私の中でこれが大当たりでした。
順張り投資のやり方がメインで、高値や安値はどこにあるのかなどの方法も教えてくれます。
上記の方法を凄く丁寧に、何度も教えてくれます。
株から入った人は、聞き慣れない用語も多数出てきます。しかしこの本のおかげで、どこで買ってどこで売るかという判断が自信を持って行えるようになりました。
FXの用語だけでなく、株やチャートの用語も知らない初心者の初めての一冊にはちょっと厳しいと思いますので別の本から読む方が良いです。
チャートの勉強をしたい中級者の方に、特にオススメしたい一冊です。
相場の壁とレンジで稼ぐFX
中級者~上級者向けの本です
先ほど紹介したFXの本の応用編の本です。
かなりレベルアップした内容になっており、時間軸についてや、本の題にもあるようにチャートの相場の壁とレンジについて書かれている本です。
私は5回位読んで、やっと少し理解することができるようになったくらい難しい内容になっています。
少しマイナーな、フィボナッチやディナポリのDMAを使った取引の考え方なども書いています。
少し違った視点から相場を見たい方にはオススメです。
株を買うなら最低限知っておきたいファンダメンタル投資の教科書
中級者向けの本です
チャート分析にあまりにも熱が入っていたため、ファンダメンタルをあまり疎かにしてはいけないと思い買った1冊です。
本の題名にもある通り、教科書と言えるような内容と分厚さ。
四季報や決算短信を使った企業の分析方法をメインに紹介している本です。
ページの後半からは、チャートの勉強もできるので、これ1冊で銘柄選定と売買ができる優れものです。
一貫して、ずっと専門用語がでてくるため初心者には少し難しいと感じると思います。
用語の解説はもちろんしてくれていますが、ROEとROAとの違いなんてページをめくればすぐ忘れてしまいます。
なので、専門用語がすっと頭に入る中級者が、さらに力をつけるのに良い本だと感じました。
まとめ
個人的な意見では、初めて本を買う初心者には、吹き出し調で文字数の少ない「超・臆病者のための株の教科書」か、専門用語は少しあるけど例を用いてわかりやすく解説している「転換の時代を生き抜く、投資の教科書」を最初に買うのがオススメです。
投資スタイルが書く人によって全く違うので、どの本もいろいろな考え方を学べるので面白かったです。
私も投資スタイルを固めてきて、どちらかと言うとチャート分析に偏っているので、もう一度ファンダメンタルの本を読み返したり、更に新しく買っていこうと思います。
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